みんなの想職活動

interview

2024/11/14 掲載

みんなのお悩み相談/01

自分のやりたいことがわかりません…。どうしたらいいのでしょうか。(高1・16歳)

今回の相談は、「やりたいことがわからない」。夢を見つけて進路を決めている友だちを見ると、なんだか焦っちゃいますよね。でも、慌てなくても大丈夫。やりたいことを見つける手がかりは、とっても身近なところにあるんです。まずは、自分の心の内側をのぞくことから始めてみましょう。

「好き」を入り口に考えてみよう!いろんなヒントが見つかるはずです

まず、質問です。あなたの好きなことはなんですか?漫画が好き、お菓子が好き、体を動かすのが好き、ゲームが好きなど、人それぞれにいろんな「好き」が出てくると思います。やりたいことをゼロから探すのは大変ですが、自分が「好きなこと」だったら、わりとスムーズに仕事に結びつけることができます。

例えば漫画を読むのが好きという人は、漫画家という仕事を目指すこともできます。漫画家はムリというなら、漫画の編集者という仕事もありますし、漫画を売って応援する書店員や漫画を映像化する監督やアニメーターという仕事もあります。

つまり、「漫画が好き=漫画家」と絞る必要はなく、好きな気持ちを生かせる仕事が世の中にはたくさんあるんです。「好き」を入り口にいろいろ調べてみると、「これ面白そう」と思える仕事が見つかるかもしれませんよ。

あなたの「得意なこと」ってなに?家族や友だちにも聞いてみましょう

「好きなこと」は、仕事ではなく趣味で楽しみたいという人もいると思います。ならば、自分ができること、「得意なこと」から仕事を探してみましょう。

誰とでも仲良くなれる、計算することが得意、手先が器用、英語が得意など、これもまた人それぞれ。「好きなこと」と同様に、自分の「得意なこと」の周りにはどんな仕事があるのか調べてみましょう。

もし「得意なことも長所も何もない」と思っている人がいたら、家族や友だち、先生などに聞いてみるといいかもしれませんね。「声がいいね」と褒められたら、声優やナレーター、アナウンサーという仕事も考えられます。「兄弟の面倒をよくみているね」といわれたら、保育士や介護士という仕事もいいかもしれません。

周りが評価するポイントは、社会に出てからも役に立つ大事な能力。得意なことや長所を磨いていくと、将来の可能性を広げる「強み」になってくれるはずです。

先輩たちに聞いてみました!

Q.あなたがこの仕事を選んだ
理由はなんですか?

「中高生の時はプログラミングを書き、学生時代はロボットづくり、少年の頃からものづくりが大好きでした」
岩手村田製作所・盛岡製造課/細川翔平さん
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「小さい頃から食べることが好きで、大学で栄養学を学び、食品に関わる仕事に就きたいと思っていました」
白石食品工業・クラフト課/星 柚奏さん
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「人見知りしない性格で、コミュニケーション能力や得意な英語を生かせるサービス業に興味があったんです」
志戸平温泉・オールラウンド課/大澤 諒さん
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「二戸が大好きだったから、地元を盛り上げたいと思い、地元で頑張っている会社を探して入社しました」
十文字チキンカンパニー・経理/板垣華乃さん
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「教育実習を経験して、学生を指導する立場より、陰で学生を支える役割のほうが合っていると気づいたんです」
岩手県立大学・学生支援室/松高美沙さん
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