みんなの想職活動

interview

2025/1/10 掲載

わたし○○な新人です!/08

好きを仕事に!魅力を伝える映像制作

初めての社会人生活はドキドキとワクワクの連続!いろんな業界で奮闘するピカピカの新人さんたちをご紹介します!今回ご登場するのは、川嶋印刷株式会社に入社して2年目の三上 主馬(みかみ・かずま)さん。学生時代から好きだった映像制作の仕事に就いたきっかけや、地域への想いについてお聞きしました。


川嶋印刷株式会社は一関市に本店、平泉町に本社工場を構えるほか、県内に5つ、県外に3つの支社・営業所を持つ印刷会社です。

印刷全般の業務から、サイト制作・映像制作など幅広い販促活動のプロデュースを行っています。

今回お話を伺ったのは、2023年4月に入社した三上さん。三上さんは、メディアデザイン室に所属する映像クリエイターで、動画の企画・撮影・編集まで、動画制作のすべての作業を担当しています。三上さんに、川嶋印刷での仕事についてお聞きしました。

三上さん、こんにちは!川嶋印刷に入社したきっかけを教えてください。

入社する前は、一関工業高等専門学校に通っていたんですが、ひとつ上の学年の先輩が映像に興味のあるメンバーを集めて、「Creo creators」というチームをつくり、映像で岩手を盛り上げる活動をしていたんです。学生時代は、僕もその団体に所属して、一関を拠点に岩手の企業を紹介する映像制作を行っていました。

そうしたなかで、学校で開かれた会社説明会で川嶋印刷のことを知り、映像に関わる職種が募集されていたことと、自分の好きなことで地域に貢献できる仕事だと感じたことから、入社を決めました。

映像制作に興味を持ったきっかけはなんですか?

高専の3年生の頃から、カメラをよく持ち歩くようになったことです。いい写真が撮れると気持ちいいし、家族や友人が褒めてくれるのが嬉しくて、もっときれいな写真やみんなが驚くようなものを撮りたいという気持ちから、カメラが好きになりました。

最初は写真だけ撮っていたんですが、徐々に映像制作もやるようになり、どんどんハマって今に至ります。

今はどんな仕事をしているんですか?

企業や学校の紹介、自治体の観光PRなどを目的とした映像制作を行っています。所属しているメディアデザイン室は社員が11人いて、そのうち僕を含めた3人が映像制作を担当しています。

一人ひとりが動画構成の企画から、取材先へのアポイント調整、撮影、動画編集まですべての作業を行うことができるので、チームで動くときは役割分担をして行っていますが、最近は一人ですべての作業を担当することも多いです。

さまざまな地域の案件に携わっているため、撮影のために県内各地を回るという三上さん。編集作業は、パーテーションで一席ごとに区切られているデスクで行います

学生の頃から好きだった映像制作を仕事にしてみてどうですか?

自分のやりたいことを仕事にできたので、すごく楽しいです。自分の好きなことをし続けていくことが、お客さまのためになって、地域を盛り上げることにもつながる。この仕事は本当に天職だなと感じています。

特に印象的だった仕事はなんですか?

普代村の観光パンフレットを弊社が制作したんですが、これに関連したPR動画の仕事がとても印象深いです。

その動画は、構成の企画からすべての作業を一人で担当していて、撮影期間が3ヶ月と長かったんですが、何度も普代村に通いながら、地元の人とよくコミュニケーションをとって撮影を進めました。

自分がマスコットキャラクターの着ぐるみの中に入って出演することもあったり、本当にいろいろな役割を担ったので、仕事に役立つ糧になる経験がたくさんできたなと思っています。

三上さんが撮影・編集を担当した動画「昆布ブラザーズと行く青の国ふだい」。この動画は、岩手のクリエイターが手掛けた作品を対象とするコンペティション「岩手ADCコンペティション&アワード 2023」の「MOV部門/映像・TVCM・モーショングラフィック」会員選賞を受賞しました

お話を聞いていると、地域への想いがとても強いように感じます。それだけ岩手を好きな理由はなんですか?

一番は、居心地のよさです。出身地は宮古市なんですが、海・川・山すべてあって、とても自然豊かな地域。地元の人たちの人柄もよくて、本当にいい場所だなと思っています。その魅力を、映像制作を通して伝えていきたいという気持ちが強くありますね。

筋トレと家での料理が趣味という三上さん。退勤後の楽しみも、仕事へのモチベーションにつながっていると話します

最後に今後の目標を教えてください。

だんだん一人でできる仕事が増えてきているので、「三上に任せたら大丈夫」だと思ってもらえるようなスキルをもっと磨いていきたいです。

そのためには、たくさん経験を積んでいく必要があるので、先輩たちの姿を見て勉強したり、いろんな映像を見たりしながら、その技術を吸収していきたいなと思っています。これからも頑張っていきたいです。

三上さんは、「岩手愛あふれる」新人でした!

「岩手の代表的な作品として、未来に残っていく映像を作りたい」とも、お話をしてくれた三上さん。撮影から編集まですべての作業を担当し、好きな仕事に向き合う様子から、とても充実した働きぶりが伝わってきました。これから三上さんが、岩手でどんな映像作品を作っていくのか。とても楽しみですね!

(取材時期:2024年9月)

川嶋印刷に興味を持った学生にメッセージ!

創業明治44年。本社工場を世界遺産のまち「平泉」に置き、岩手県内に6か所・秋田・宮城・東京に各1か所の本支店・営業所を拠点に活動しています。印刷技術がナンバーワンであることはもちろんのこと、時代のニーズに合った新しい伝達媒体においても積極的に企画提案し、トータルに最良の形でお客様の情報伝達のお手伝いをしています。私たちと一緒に歩んでくれる、若い仲間と出会えることを楽しみにしております。

■川嶋印刷株式会社
総合印刷を核に、Web・看板・イベント企画・映像といったマルチメディアを展開する情報伝達サービス企業です。基本理念は『愛行の実践』。創業以来、お客様の喜びを自らの喜びとして心のこもったサービスを提供し、信頼を積み重ねています。

■シゴトバクラシバIWATE
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