interview
2023/11/2 掲載
岩手で仕事はじめました/02
岩手出身でUターンした人、県外からIターン・Jターンした人など、岩手で働き始めた社員さんをご紹介! 今回は、2020年に家族で奥州市へ移住した板谷建設株式会社の下地勝さん(43)の登場です。
岩手に来て苦労したことはありますか?
方言でしょうか。最初は7割くらい言葉がわからなかったんですよ。営業なのに 笑 でも場を重ねて、今はわからないのは1~2割くらいです。
驚いたことや違いを感じたことはありますか?
沖縄では、「思ったことは口にしなさい、神様じゃないからわからないよ」というおじい・おばあの教えがあるのですが、岩手はどちらかというと不言実行の精神がありますよね。
自分から話す方が多くないので、最初は怒っているのかな? と思ったのですが、こちらからドアを開けてあげると、熱い想いを話してくださる方が多いなと思います。
どんな時に岩手で暮らしている良さを感じますか?
「普通のこと」をすることが今までできなかったので、子どもと公園に行くだけで幸せですね。
板谷建設は子育て中でも働きやすい職場環境づくりを行っていて、運動会などの行事の時も休みやすいですし、子どもが熱を出した時にも早退しやすいのも魅力です。
キャンプや温泉にも行ったり?
はい。種山高原星座の森が好きです。プラネタリウムみたいに星がきれいなんですよ! 温泉はさくらの湯に行きます。
どちらも奥州市内ですね! 自宅からすぐ近くの日常で体験できるのは魅力ですよね。
そうですね。
それから、つかめるくらいにすごく山が近くて、紅葉がきれいだなと感じます。
僕は宮古島出身のうみんちゅ(海人)なので、山菜の天ぷらにも感動しました! タラの芽っておいしいですね。
冬は辛くないですか? 除雪も大変では?
大変とは思わないですね。
それよりもはじめてダイヤモンドダストを見た時は感動しました。冬はキャンプができないのが寂しいくらいかな。
不便に感じることは何もないです。直行便がないので宮古島へはなかなか帰れないですが、それ以外はとても快適に暮らしています。
今後の目標を教えてください。
除草や除雪など、地域の困りごとを解決する「かけつけサービス」の事業を大きくしていくことです。
地域の人のためになっていることを肌で感じることができますし、いろんな現場に行って、お客さまはもちろん、技術や知識のある職人さんなど、いろんな人と話すことができる仕事です。一緒に広める仲間が増えたらうれしいですね。
好奇心旺盛な人は楽しめると思います。
我ぞという人はぜひ仲間になりませんか?
(取材時期:2023年9月)
板谷建設に興味を持った学生さんにメッセージ!
「岩手女性活躍認定企業であり、若い社員の導入に積極的な会社です。地味な職種に思われがちですが、多くのドラマがあり、言葉で表されない大きな満足感と達成感を得られると思います。若い社員もバリバリ働いています!」
■板谷建設株式会社
土木事業、建築工事業、大工工事業、解体工事業、電気工事業などを担う、総合工事業。建設業で難しいとされる4週8休制を導入しするなど働きやすい職場環境づくりに取り組んでいます。いわて女性活躍認定企業。
▶︎企業紹介|シゴトバクラシバIWATE
https://www.shigotoba-iwate.com/kyujin/company/14006010000190