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interview

部活と仕事/02

甲子園優勝を目指した日々 培った経験を仕事に

「営業職の人は元運動部が多くて、事務系職種の人は元文化部が多いよね」それって、果たしてホント?そんな疑問から、部活動と仕事との関係性に着目したこのコーナー。今回は、株式会社岩手朝日テレビにお勤めの、茂木和大さんにお話しを伺いました!

今回の部活

野球部

[PROFILE]茂木和大さん・27歳/株式会社岩手朝日テレビ メディアビジネス推進本部 営業局 営業部/花巻東高等学校、國學院大學文学部日本文学科卒業 

茂木さん、こんにちは!学生時代は野球部だったということですが、野球はいつから始めたんですか?

小学1年生から始めて、大学4年生まで野球をしていました。中学までは地元の奥州市で、高校は花巻東高校でプレーしていました。

高校では、日本一を目指していたので、毎日の練習がすごくきつかったです。それでも目標を高く持てたからこそ、とても充実した3年間を送ることができました。

花巻東高校では、キャプテンを務めていたそうですね。

はい、そうです。部員は130〜140人いたので、全員と個別にコミュニケーションを取るのが難しかったんですが、ミーティングをなるべく多く設定するなど、みんなで集まる機会を多く持って、チームをひとつにまとめられるように意識していました。

キャプテンを務めた経験は、社会人になった今にすごく生きているなと思います。

岩手朝日テレビに就職した理由を教えてください。

東京の大学に進学したんですが、家族の事情もあって、就職のタイミングで岩手に戻ることを決めていました。

就職先を選ぶ上で意識したのは、野球に関わる仕事ができること。僕はそれまでずっと野球しかしてこなかったので、その経験を生かしたいなと考えました。

そこで、夏の高校野球岩手大会の中継に力を入れている、岩手朝日テレビへの入社を志望しました。僕が高校生の頃に、取材していただいたこともあって、今度は僕が高校球児の目線に寄り添い、情報を発信できたらいいなと考えたのも理由のひとつです。

普段はどんな仕事をしているんですか?

今は入社5年目なんですが、最初は報道制作部に所属していました。平日の18時台に放送されるニュース番組に向けて、カメラマンと一緒に取材に出て、原稿を書くというのが主な仕事。夏の高校野球岩手大会の時期には、出場校を紹介する特集のために、各学校を回って、高校球児へのインタビューを担当しました。

野球に関わる番組づくりに積極的に関わらせてもらうなど、自分の得意なことややりたいことを尊重してくれる雰囲気が社内にあるので、すごくのびのびと仕事をさせてもらえています。

その後、入社3年目に制作部に異動して、毎週土曜日に放送している情報番組「Go!Go!いわて」のディレクターを担当しました。今年度からは営業部に異動して、県内の企業にテレビ広告などの営業を行っています。

キャプテンを務めていたことのほかに、野球部で得た経験が仕事に生きている場面はありますか?

ひとつは、挨拶や礼儀、人への気遣いなど、人とコミュニケーションを取る上で大事なことは、高校時代に厳しく指導いただいたからこそ、自分の中にその素地ができているなと思っています。

また、大学4年生のときは、選手としてプレーを続けながら、学生コーチに近い立場で部活に関わっていたので、そこでチームを支える役割を経験できたのもよかったなと思っています。チームが組織としてうまく機能するために大事な役割が、裏方の立場に多くあること学ぶことができました。

社会人になる前に、裏で支える人の気持ちを知れたことが、今の番組づくりや企業への営業の仕事に生きているなと思います。

最後に、今後の目標を教えてください。

まずは、今年から担当している営業の仕事をしっかり覚えたいなと思っています。そして、野球で培ったことを仕事で発揮しながら、岩手のテレビや広告業界をどんどん盛り上げていきたいです!

岩手朝日テレビに興味を持った学生さんにメッセージ!

報道・地域情報の発信というこれまでのテレビ局の役割に加えて、「テレビだけじゃないメディア企業」を目指して、放送以外の分野での新たなビジネス構築を進めています。一緒に働く仲間として、あなたの「面白い」を提案しませんか。
岩手朝日テレビ総合サポート局局次長 相良典正

株式会社岩手朝日テレビ
1996年に岩手の民放第4局として開局。テレビ朝日系列の番組のほか、夕方ニュース「スーパーJチャンネルいわて」・情報番組「Go!Go!いわて」などの自社制作番組を通じて地域への貢献に取り組んでいます。夏の高校野球岩手大会は、地上波とインターネットで開会式から決勝まで中継。徹底的に岩手に寄り添い、地域の未来を共に創っていくメディア企業として日々邁進しています。