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interview

あるある!ものづくり業界/01

プラモデルの雑さが気になりすぎる件

つい、仕事のクセが買い物に出てしまったり。つい、仕事脳でデートの計画を立ててしまったり。思わずみんなニヤニヤしてしまう「業界あるある」をリサーチしてみました!

「車のプラモデルが大好きでね。いつか大人買いして、趣味で楽しむのが夢だったんです」

そう話すのは、八幡平市の株式会社ニュートンで働く武田一成さん。ニュートンは、自動車や医療用の精密プラスチック製品をつくる会社で、ミクロン単位の厳しい条件をクリアする製品づくりをしています。

小さい頃からものづくりが大好きで、技術者になったという武田さん。平日は仕事三昧の日々ですが、唯一の息抜きが週末のプラモデルづくり。だい~ぶ大人になってから大人買いしたプラモデルは、今や部屋の天井に届くほどに積み上がっているそう。

「某ドラマ(あぶない刑事)に登場したあの車やこの車。かっこいいですよね~」とニンマリする武田さんですが、当然のことながらプラモデルの模型も同じプラスチック。日頃から緻密な製品を扱っているせいか、気になって気になって仕方がないのが処理の甘さ。

「プラモデルも金型に流し込んで作ってるんですが、ほらココ、はみ出ちゃってる。ほんとは、キレイにスパンッとした切り口にならないといけないのに雑なの」と、厳しいダメ出し。

息抜きの時間のはずが、どうも処理の甘さが気になって、逆にストレスがたまるという悪循環(笑)。「うちだったらね、この処理は失格だから」と、武田さんのダメ出しに終わりはありません・・・。

1ミクロンのズレも許されない完璧な製品をつくるために、日夜努力を重ねている武田さんやニュートンの社員たち。妥協しないものづくりの姿勢が、こんな趣味の時間にもにじみ出てしまうんですね。

ニュートンに興味を持った学生さんにメッセージ

当社はプラスチック部品メーカーですが、社内生産用の自動化装置を自分たちで開発する部署がある、少し個性的な会社です。学部を問わず、いろいろなことに興味を持って前向きに取り組める方、ぜひ工場見学にお越しください。

ニュートン管理課 坂本真二

▶︎企業紹介|シゴトバクラシバIWATE
https://www.shigotoba-iwate.com/kyujin/company/54000010041290