みんなの想職活動

interview

2025/2/21 掲載

高校生ホンネトーク/02

なりたい職業ってどう決めてるの?

高校も学年も違う現役高校生の4人が、進路のことや仕事のことを本音で語るこのコーナー。第2回のテーマは、「なりたい職業ってどう決めてるの?」。将来の仕事選びには、4人それぞれの理由があるみたいですよ。

はると(盛岡商業高校・3年)
高校で興味を持った会計をさらに学ぶため、経済学部に進学する予定。小さい頃の夢は消防士。

ひかり(不来方高校・3年)
高校の外国語クラスで中国語を専攻し、大学でも中国文学を研究する予定。小さい頃の夢は歌手。

りお(盛岡第四高校・2年)
部活は軽音楽部。黒人文化とブラックミュージックが好きで、ダンスも習っている。小さい頃の夢はハープ奏者。

とうご(盛岡第一高校・1年)
部活は将棋部。まちの探求活動に参加したり、ライフセービングの資格を持つ。小さい頃の夢は学校の教師。

働く目的は4人それぞれ、
彼らが思い描く仕事とは?

第2回目は仕事について話していきたいと思います。
皆さんは、何のために働くと思いますか?

いい意味で、人生最大の暇つぶしだと思います。僕は暇な時間が多いと持て余してしまうので、仕事で時間を有効に使いながらお金も稼ぐ。そんなイメージがあります。

仕事が楽しくなくても、お金を稼いで自分が好きなことやれればいいとは思うんですけど、そこに仕事の楽しさとかやり甲斐が加われば、もっといいなと思います。

学校を卒業したら働くのが世の中の流れだと思うんですけど、仕事って好きなことでなければ続けられないと思うんです。自分が好きなことで社会に貢献するために、仕事という形を通して還元するイメージがあります。

例え、その仕事が好きじゃなくても、仕事を通して誰かが喜んだり、誰かの役に立てることがとても大事だと思う。AIの普及などで本当に必要とされる仕事が問われていると思いますが、僕は自分がやりたいことに打ち込めているかどうかを重視したいですね。

将来就きたい仕事って決まっていますか?

盛岡商業の場合、1年生の早い時期からほぼ毎日簿記の授業があり、簿記検定にも挑戦するんです。最初は苦手でしたが、少人数グループで指導を受けてから好きになったので、ゆくゆくは公認会計士とか税理士になりたいと思っています。

僕も選択肢の一つとして公認会計士はあるんですが、とても難しいし、勉強量も半端じゃない。経済学部で学んだことを生かせるマーケティングや金融関係、大学院に進んで研究者の道もあるのかなと思っています。

大学で中国文学の研究者になれたら最高ですが、現実的には中国語の教師ですかね。ただ教師は需要が少ないので、旅行代理店でも中国語を活かせるかなと思います。人と話すことも好きなので。

今すごく興味があるのはイベント会社で、企画をする仕事をしてみたいんです。私、軽音楽部の部活の他にダンスをやっているんですけど、県内には大きなライブハウスやダンスイベントがあまりなくて。岩手にはいいバンドもいいダンサーもたくさんいるので、表現する人たちが輝ける場所を岩手につくりたいなって思ってるんです。

素敵な夢ですね。将来は、岩手で働きたいですか?

経験を積むために県外や海外で仕事をしたいのですが、いずれは岩手に戻ってきたいです。岩手はいいところだし、私が憧れているダンスの先生が岩手をリスペクトしていて、岩手の良さをもっと世界に知らせたいって言っているんです。地元を愛して「レペゼン岩手!」って堂々と言えるのがかっこいいし、共感しますね。

私の場合、岩手で中国語を使う仕事をするのが想像できなくて…。一旦は進学で東京に出て、海外で暮らして、仕事がありそうな宮城あたりに戻ってくるイメージです。以前、留学した時にメンターの人から「せっかく地方に生まれたんだから、そのメリットを生かすべき。留学の経験を地方に還元して面白くしたらいい」と言われたことが残っていて、最終的には岩手の力になりたいと思っています。

仕事にもよりますけど、一回は首都圏に出て働きたいなと思っています。もし自分の仕事が岩手に還元できる内容なら役に立ちたいですし、必要とされる場所があるなら岩手で働くのもありかな。

税理士って、平均年齢が60歳なんですね。税務署で28年以上勤めて税理士になる方も多く、若い税理士って少ないんですよ。だから、いずれは岩手に戻って税理士として独立したいなと思っています。

★次回に続く!

第1回:進路を考えるとき、何を大事にしているの?