interview
2024/7/29 掲載
推し活ワークライフバランス/01
アイドルに俳優、スポーツなど、生活に彩りをくれる「推し活」。仕事も推し活も楽しんでいる人にバランス術を聞いてみました!今回紹介するのは、株式会社岩手日報社で記者を務める佐藤しおんさんです。
こんにちは!まずは、佐藤さんの普段の仕事について教えてください。
私は、岩手日報社で記者の仕事をしています。担当している分野は、経済。新しくオープンしたお店や新商品・サービスを開発した会社を取材しています。農林水産業や交通、観光に関係する記事も取り扱うことが多いですね。
※2024年4月から一関支社に勤務。
出身は関東だとお聞きしました。
そうなんです。大学時代まで関東で過ごしていたので、2023年の入社と同時に、盛岡市に引っ越してきました。もともと記者やジャーナリストの仕事に憧れがあって、テレビ局や新聞社に就職しようと考えるなかで、インターンシップにも参加していた岩手日報社への就職を決めました。
佐藤さんは、どんな推し活をしているんですか?
私は器が好きで、休みの日にはよく器屋さんをまわっています。就職を機にひとり暮らしを始めて、少しずつ自分の好きな器が集まってきているんですが、特にこの箸置きとぐい呑み、お茶碗の3つがお気に入りなんです。
どの器もすごくかわいいですね!
この箸置きは一目惚れしたものなんですが、色違いがたくさんあったから迷ってしまって、すぐには買えなかったんです。見つけた後、3ヶ月同じお店に通いながら、どれにしようか吟味して選びました。
次に、このぐい呑みは久慈の「陶工房里一」さんの作品で、色合いがきれいだなと思って購入したものです。甘酒や日本酒を飲むのによく使っています。同じ色合いの商品は他にないので、「ひとつしかない」というところにも惹かれて買った器です。
お茶碗は毎日使うものだから、適当なものにするのが嫌で、探すのに一番時間がかかりましたね。その中で、気に入ったこの器は紫波町の「りん工房」さんのものです。いいお茶碗が見つかるまで最初は100円ショップのものを使っていたんですが、お気に入りの器が手に入るとやっぱり毎日をいい気持ちで過ごすことができますね。
仕事と推し活のバランスはどうですか?
仕事が忙しいときでも、家に帰って自分のお気に入りの器を使ってご飯が食べられると、それだけですごくリラックスできるんです。好きな器に囲まれて生活できているからこそ、仕事も頑張れるなと思います。
推し活が仕事のモチベーションにも繋がっているんですね!
実は器好きが高じて、今年の新年特集紙面で久慈市の「小久慈焼」を紹介する記事を書かせていただいたんです。自分の好きなことに通じる仕事ができたのはすごく嬉しかったですね!
これからも様々な器屋さんや窯元をまわりながら、自分の好きな器を集めていきたいなと思っています。いいものを見つけたときにすぐ買えるようにするために、仕事も頑張っていきたいですね。
佐藤さんの器への愛がとても伝わってくるお話でした。ありがとうございました!
岩手日報社の佐藤さんの推し活は“器”でした!
(取材時期:2024年1月)
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■株式会社岩手日報社
1876年に創刊し、岩手県内一の発行部数を持つ県紙「岩手日報」の印刷、発行、販売などを行っています。基本理念は「独立」「責任」「奉仕」。岩手に根ざし、国内外に視野を広げ、地域とともに歩む新聞社です。報道だけでなく、広告や文化・スポーツなど幅広い分野でも事業を展開しています。
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