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interview

2024/7/8 掲載

わたし○○な新人です!/05

入居者と家族の幸せをいちばんに考えて

初めての社会人生活はドキドキとワクワクの連続! いろんな業界で奮闘するピカピカの新人さんたちをご紹介します! 今回ご登場するのは、社会福祉法人いつつ星会に入職して5年目の中田悠(なかた・はるか)さん。生活相談員として特別養護老人ホームに勤務する中田さんに、仕事をする中で感じたことや、忘れられないエピソードなどを教えていただきました。

岩手県二戸市に本部を置く、社会福祉法人いつつ星会。特別養護老人ホームやショートステイサービスなど、高齢者福祉事業を運営しています。いつつ星会の名は、カシオペア連邦とネーミングされる二戸地域に密着すること、最高評価を表す「ファイブスター」の実現を福祉サービスで目指すことに由来しています。

今回お話をうかがった中田さんは、その施設の中のひとつ「白梅の森」に就職。二戸広域地域に暮らす要介護者が利用できる特別養護老人ホームで、20名の入居者・職員も全員顔見知りというアットホームな雰囲気です。中田さんはここで、生活相談員としての経験を積んでいるそうですよ。

中田さん、こんにちは! まずは、福祉の仕事に興味をもったきっかけを教えてください。

高校生のときに所属していた音楽部の演奏会で、いつつ星会の特別養護老人ホームを訪れたことがあったんです。演奏をしている目の前で楽しそうに話す高齢者の方と職員の姿を見て、「自分が福祉の仕事に抱いていた印象と全然ちがうな」と興味がわいたんです。それから福祉についていろいろ調べて、岩手県立大学の社会福祉学部へ進学しました。

大学を卒業後、そのままいつつ星会に就職されたのですか?

いえ、卒業後は京都の福祉施設に就職したんです。知り合いもいないし、大学の先生にもびっくりされたんですが、楽しそうだから行ってみようって。そこで3年間、介護士の仕事をしました。京都での生活も充実していましたが、やっぱり岩手が恋しくて。生活相談員の仕事もやってみたかったので、地元の二戸市に戻ってきて、いつつ星会に入職したんです。

もともと人と話すのが好きだという中田さん。「中田さんには話しやすいと言ってもらえるのがうれしいですね」

行動力があるんですね! ふだんはどのようなお仕事をされていますか?

施設を利用している方の相談に応じています。公衆電話の場所など施設の使い方を案内したり、「家に帰りたい」と訴える方のお話を聞いたり。相談内容は本当にさまざまですね。認知症の症状なども個人によってちがうので、一人ひとりに合わせた対応が求められるんです。

それから入居者様と、病院や市役所などの関連施設をつなぐ役割も担っています。生活相談員になってみて、事務作業や手続きが多いことに驚きましたね。

「入居者のみなさんには長年過ごした自宅と同じように、不安なく過ごしてもらうことがいちばんです 」と中田さん

入居者が抱えている事情やリスクもさまざまなだけに、大変なことも多いのでは?

やはり高齢の入居者様だと、デリケートな話をするのは避けられないこともあります。だんだんと食事の量が減ってきて、この先どうするかということを考えなくてはならない状況になった場合には、この施設の中で看取るのか、病院など別の場所に移るのかなど、ご家族を交えて話し合います。

命に向き合う仕事は、プレッシャーもすごく大きいです。でも、自分が焦っているとご家族の方はもっと不安になってしまうので、なるべく顔に出さないように努めています。とはいえ、ご家族のみなさんと一緒に泣いてしまうこともあるのですが…。

そんなときは、どのようにして乗り越えていますか?

先輩に話を聞いてもらっています。「こういうケースの場合は、どう対応しましたか?」など、経験豊富な先輩にどんどん教えてもらうようにしているんです。それから、シビアな現場にまだ慣れていない歳下の職員には「大丈夫だよ」と声をかけることも。自分は一人じゃないんだなって、仲間の存在を感じることで救われていますね。

うれしかったできごとはありますか?

働き始めて2年ほど経ったころ、自分にはこの仕事が合っているのだろうかと悩んでいた時期があったんです。そんなとき、ある入居者様が突然亡くなってしまって…。 葬儀など手続きが終わったあと、ご家族の方からいただいた手紙が忘れられません。

そこには、「中田さんのいつも丁寧な対応に助けられ、安心して過ごすことができました」と感謝の言葉が綴られていました。私の糧になった出来事でしたし、今もその手紙は大事に持っています。

真摯にお仕事と向き合っている中田さんですが、お休みの日はどんなふうにリフレッシュしていますか?

実は、二戸はカーリングのまちなんです。私も小学校高学年から高校生まで、ずっと競技を続けていたんですよ。いつつ星会にもカーリングのチームがあって、「経験者ならぜひ!」と半ば強引に誘われたんです(笑)コロナ禍で活動は休止になってしまったんですが、誰よりハマってしまって…。

今は友人5名でチームを組んで、大会にも出場しています。月に1回ほど、盛岡のアイスリンクに集まって練習をがんばっています。そのあとにみんなでわいわい食事に行くのも楽しくて。昨年は岩手県のカーリング大会で優勝しちゃいました!

練習の成果が実り、見事優勝を果たしました!

地域ならではの趣味も楽しんでいるのですね! 最後に、今後の目標を教えてください。

親身になって話を聞いてくれる先輩がたくさんいる一方で、自分は困ったときに協力を仰ぐのがまだまだ苦手だなと感じているんです。 なるべく一人で抱えこまず、スピード感を持って解決できるようになりたいですね。

それと、福祉の仕事に興味を持ってくれる人がもっと増えたらいいなと思っています。いつつ星会も、働きやすい職場環境づくりに取り組んでいるので、若い世代にも岩手に戻ってきて活躍する場所があることを知ってもらえたらうれしいですね。

中田さんは「使命感あふれる」新人でした!

「生活相談員の仕事って、カメラの広角レンズみたいに広い視野が必要だなって思うんです」と語ってくれた中田さん。その言葉からは、常にそれぞれの人の視点に立って考えようとする中田さんの強い使命感が伝わってきました。

(取材時期:2024年1月)

いつつ星会に興味を持った学生さんにメッセージ!

私たちは、ともに学び、ともに成長できる仲間を求めています。

私たちと一緒にご利用者、ご家族、地域の皆さまを笑顔にするため、ともに高め合いましょう。皆さまからのご応募を心よりお待ちしております。

■社会福祉法人いつつ星会

2003年設立。「最善の福祉サービスの実現」を目指し、岩手県二戸市で高齢者福祉事業を運営しています。2021年から4年連続で「健康経営優良法人」に認定されるなど、職員が健康で働きやすい職場づくりにも力を入れています。

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