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interview

2024/7/4 掲載

あつまれ!熱血技術者/06

集中のメリハリをつけて繊細な作業をこなす

ものづくりに魅せられ、製品開発に心血を注ぐ技術者たち。彼らは、どんなことにこだわり、どうやって驚くようなアイデアを生み出すのか?日進月歩の世界で凌ぎを削る、熱き技術者たちに迫るこのコーナー。今回は北上市に岩手工場を構える、株式会社多加良製作所の大和田友弥さんにインタビュー!

半導体や車載製品、電子機器、医療機器、文具などの金型、部品の設計・製作を行っている多加良製作所。金属と樹脂、性質が異なるふたつの材料を使ったものづくりをしている会社です。

今回登場する大和田友弥さんが担当しているのは、金型の組み立て作業。主に、プラスチック製品をつくるための金型の組み立てを手作業で行っています。

大和田さんが多加良製作所に就職したのは、先に入社していた高校の先輩から声をかけてもらったことがきっかけ。仕事を選んだときには、特別にこだわりや想いを持っていなかったという大和田さんですが、自分でできる作業が増えていくと、意識に変化が生じるように。今では、ものづくりの楽しさを実感しながら働いていると話します。

大和田さんが入社した当時は、大船渡市や宮古市、二戸市にも工場を構えていた多加良製作所。住田町出身の大和田さんは、いつか地元の近くの工場で働きたいと考えたのも就職したきっかけのひとつだといいます

「最初は単純な作業を担当することが多かったんですが、経験を積んで、顕微鏡を使いながらの組立作業がひとりでできるようになってきたころから、より仕事の楽しさを感じるようになりました」

大和田さんが行っている組み立て作業は、金型製造の一番最後の工程。100時間以上かけて設計・加工された部品が届き、それらを顕微鏡を使いながら、0.001ミリ単位での調整を行い、組み立てていきます。

「加工された部品を、最終的に組み立てて形にするのが仕事。どの製品もひとりでつくり上げているものではないので、自分の手に届くまで一生懸命作業してくれた人たちの想いを、いい意味でプレッシャーとして受け取りながら作業しています」

大和田さんが手掛けた金型をもとにつくられるのは、カミソリや修正テープ、医療用のマウスピースなど。「自分が手掛けた製品をまちで見かけると、より仕事のやりがいを感じることができますね」と大和田さん

金型の組み立てを行う上で、大和田さんが意識しているのは「集中のメリハリ」をつけること。一緒に作業に取り組む人だけでなく、ときには別の工程を担当する人とコミュニケーションを取りながら、リラックスする時間と集中して作業する時間を意識的に区別しています。

「集中できる時間にはやっぱり限界があるので、その切り替えが大切です。そのために、作業中以外の時間は、ほかの社員とよく話すようにしています。意外と仕事とは関係ない話をしているときに、仕事中に解決できなかったことのヒントをもらえることもあるんですよね。会社としても『仲良く愉快に』をモットーに掲げているので、コミュニケーションの重要性をとても感じています」

チームで仕事に取り組むからこそ、社員同士の何気ないコミュニケーションを意識して行っているという大和田さん。「大和田さんがよく場を盛り上げてくれるんです」と他の社員の方が教えてくれました

今後はさらに、「自分のできることを増やしていきながら、より多くの製品に関わっていきたい」と大和田さん。多加良製作所は、香港やベトナム、台湾に拠点を構えていることもあって、近年は海外からの注文も増え、生産する製品の数も多くなってきているそうです。

国内だけでなく、海外にも事業を広げる多加良製作所が、これからさらにどんな製品を生み出していくのか。大和田さんや多良加製作所の技術者のみなさんは、これからも高度な技術をもとに「仲良く愉快に」ものづくりを続けていきます。

多加良製作所に興味を持った学生さんにメッセージ!

当社の金型作りでは世の中に出ていない新製品を扱うので、過去の技術ノウハウに新たなアイデアを加え挑戦していく面白さがあります。
新しいことにチャレンジしながらモノづくりを楽しむ仲間をお待ちしています!

■株式会社多加良製作所
半導体や電子機器、車載機器などの金型、部品、装置の設計・製作を行っています。東京に本社を置き、岩手工場のほかに海外では香港やベトナム、台湾に事務所や工場を設置。「仲良く愉快に」をモットーに、雰囲気のいい職場で社員全員がゴールを共有し、責任を持って仕事をしています。

▶︎企業紹介|シゴトバクラシバIWATE
https://www.shigotoba-iwate.com/kyujin/company/80118010028450/pr