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interview

部活と仕事/01

役割を理解し周囲の期待に応えていく

「営業職の人は元運動部が多くて、事務系職種の人は元文化部が多いよね」それって、果たしてホント?そんな疑問から、部活動と仕事との関係性に着目したこのコーナー。今回は、盛岡市出身でキオクシア岩手株式会社にお勤めの、藤原賢慈さんにお話しを伺いました!

今回の部活

バスケットボール部

[PROFILE]藤原賢慈(ふじわらけんじ)さん・26歳/キオクシア岩手株式会社メモリ事業部ファイルメモリ・デバイス技術部ファイルメモリ・デバイス第一担当/岩手県立盛岡第一高校卒業・埼玉大学工学部、東北大学大学院工学研究科卒業

藤原さん、こんにちは!
中学から大学までバスケットボール部だったそうですが、入部のきっかけは?

小学生の頃は水泳をしていましたが、父から「チームスポーツも経験した方がいい」と言われたのがきっかけです。
バスケ部ではパワーフォワードを任されていたので、インサイド(ゴールの近く)でフィジカルを使って点を取るのが仕事。各ポジションの役割を理解することの大切さと、仲間と連携してプレーする楽しさを知りました。

中学最後の試合で衝撃的な逆転負けを経験したそうですが、かなり悔しかったでしょうね…。

すっごく悔しかったです。「このままじゃ終われない!」と思って高校でもバスケ部に入りました。

バスケ部を経験して、自分の中で変化したことはありますか?

展開が早いスポーツなので、瞬発力というか、瞬時に物事を判断できるようになったと思います。あと、自分に与えられた役割を理解することは社会人になった今も役立っています。

現在はキオクシア岩手にお勤めなんですよね?

そうです。大学時代は関東で生活していましたが、あまりに夏が暑くて「やっぱり地元がいいな」と思い東北に絞って就職活動をしました。最先端技術にも興味があり、ちょうど岩手に半導体メーカーができたというニュースを聞いて志望したんです。職場ではメモリ製品の解析業務を担当しています。

バスケ部の経験はどんな所に生かされていますか?

やはり、与えられた役割をしっかり理解するという点です。会社という組織の中で自分を生かして働くためには、求められていることを把握するのが大切。
今は横浜市にあるキオクシアのメモリ事業部に出向中ですが、来年の夏には岩手に戻る予定なので、それまでに期待に応えられるスキルを身に付けたいです。

なるほど、組織の中での「役割の認識」ですね!
最後に、今後の目標を聞かせてください。

まだ先輩や上司にサポートしてもらいながら仕事をしているのですが、自分が中心となって周りを巻き込んでいけるようになりたいです!

(取材時期:2023年8月)

■キオクシア岩手株式会社
キオクシアグループは、メモリ製品の研究開発や製造、販売などを手掛けている世界最大級のフラッシュメモリ専業プレイヤーです。電源を切っても記憶が消えない不揮発性半導体メモリで、安価に大容量のデータ保存を可能にする記憶用デバイス「NAND型フラッシュメモリ」を発明した企業として知られていて、2007年には世界初となる3次元フラッシュメモリ技術を発表。フラッシュメモリ市場では、約20%(2022年キオクシア調べ)のシェアを誇っています。
半導体メモリはスマートフォンやノートパソコン、ドライブレコーダーなど暮らしに身近な電子機器やデータセンターなどにも用いられていて、デジタル化が進み情報量が急激に増えつつある今、その需要は拡大し続けています。
そんなキオクシアグループの中で重要な生産拠点を担っているのが、岩手県北上市にあるキオクシア岩手です。ここではグループ最大規模の製造棟を完備し、AIを活用した生産システムをはじめとする最先端設備を導入。世界トップレベルの高性能な製品を作り続けています。

▶︎企業紹介|シゴトバクラシバIWATE
https://www.shigotoba-iwate.com/kyujin/company/94000010139760