interview
2025/10/23 掲載
わたし○○な新人です!/14

初めての社会人生活はドキドキとワクワクの連続!いろんな業界で奮闘するピカピカの新人さんたちをご紹介します!今回は、水沢信用金庫に入庫して3年目の菊地隆平さんが登場。高校生の頃から金融業界に興味があったという菊地さんに、就職した決め手や信用金庫ならではの仕事内容についてうかがいました。
盛岡市に次いで、岩手県で2番目に人口が多い奥州市。今や世界を舞台に活躍する大谷翔平選手の出身地としても多くの人に知られています。そんな奥州市で、地域経済の発展への貢献をモットーに掲げているのが水沢信用金庫です。


菊地さんは奥州市水沢のご出身なんですね。

生まれは仙台市なんですが、4歳からずっと岩手に住んでいます。成長するにつれて、自分は都会の人ごみがあんまり好きじゃないなって気づいて。居心地がよくて、のんびりした岩手が好きですね。

大学では何を専攻されていましたか。

花巻市にある富士大学で経済学を学びました。数学がいちばん得意で、高校生の頃から金融関係の仕事に就くことに興味を持っていたんです。

数ある金融機関から、水沢信用金庫を選んだのはなぜでしょうか。

就職活動をする際に初めて信用金庫について知り、地域に根ざした働き方ができるところが自分には合っていると感じました。地元で就職がしたかったので、県外への転勤がないことも大きなポイントでしたね。

実際に働いてみてどうでしたか?

入庫1年目で配属になった羽田(はだ)支店にも、いま働いている原中支店にも年齢が近い先輩・後輩がいて、仕事で困った時も相談できるし、プライベートな話もできます。お客様への対応で迷った時に、気軽に先輩に相談しやすいのは良いですね。

話しやすい環境がある職場なんですね。水沢信用金庫には「お客様組織」というグループがあるとお聞きしました。

信用金庫には、地域を盛り上げていくという役割もあるんです。その活動の一環として、それぞれの営業支店で「お客様組織」を設け、お花見会やビアパーティーを開催しています。個人事業主や地元企業の社長さんなど、お客様同士の交流の場にもなっているんですよ。
また、「奥州きらめきマラソン」のスタート前の給水ボランティアなど、積極的に行事に参加することで地域の皆さんとのつながりを深めています。


金融サービスだけでなく、地域とのつながりを大事にする活動を行なっているんですね。現在担当している仕事について教えてください。

入庫して1年目は窓口業務を担当していましたが、2年目からは渉外担当として、主に集金や金融商品の営業を行なっています。お客様のところに積立金や売上などを集金しに伺うことで、会話しながらお客様の困りごとや状況を把握するように努めています。
経済の動きは日々変化しますから、こまめな訪問が欠かせませんし、金融情報の勉強も大切です。まだまだ足りない部分があるので、お客様が安心して相談しやすいように勉強を続けていきたいです。

お客さんと話す際に心がけていることはありますか?

明るく笑顔で接することです。昨年、支店が異動になることをお客様に伝えた時、寂しがってもらったことがありました。担当させていただいたのは1年間だけだったんですが、少しは話しやすい存在になることができたのかな、と思いました。


明るく気さくな対応が、お客さんの安心感につながっているんですね。お休みの日はどんなふうに過ごしていますか?

最近、ゴルフにハマってます。もともと父親のゴルフクラブのお下がりが家にあって、同じように道具はあるけどまだ始めてない友人が4、5人集まって一緒に始めたんです。月に1回は県内のゴルフ場に出かけてリフレッシュしています。
あとはお酒を飲むのが好きです。実家暮らしも楽しんでますよ。大学生時代は花巻で一人暮らしをしてたんですが、いったん戻ってくると居心地がよくて、なかなか離れられなくなりそうですね…(笑)。


地元が大好きなんですね。最後に、今後の目標を教えてください。

今はまだ先輩に聞きながら仕事を覚えている段階なので、お客様から融資関係の相談があった時に、どんな商品を提案するのがベストかという判断がすぐには難しいと感じています。
たとえば営業をする際、個人ローンを組みたいというお客様にはある程度決められたプランの中からご提案ができるのですが、会社の融資の相談となると金額も大きいですし、まだ一人では決められないことも多いです。
今後は、相談されたらその場で的確に判断できるようなスピード感を大事にしていきたいと思っています。そのためにも商品知識を身につけて、どんどん経験を積んでいきたいですね。
菊地さんは、「地元愛あふれる」新人さんでした!
自分のことを「寝たら忘れるタイプ」と話してくれた菊地さんですが、そのおおらかな人柄が、なんでも相談できるというお客さんの安心につながっているのかもしれません。仕事でもプライベートでものびのびと自分らしく過ごす菊地さんの姿は、生まれ育った地域で働くことの魅力を感じさせてくれました。
(取材時期:2025年7月)
水沢信用金庫に興味をもった学生さんへメッセージ!
金融関係に興味はあるものの知識が少なかった私ですが、入庫してからの研修や人材育成がしっかりなされているため、徐々に身についていると感じます。不安な気持ちがあると思いますが少しでも興味がある方をお待ちしております!(水沢信用金庫人事担当者より)

■水沢信用金庫
1949年創業。「地域社会の発展、豊かな暮らしづくりを目指して」を基本理念に、奥州市を中心とする11店舗を展開しています。地域を支える金融機関として、地域行事への参加や、取引先の事業経営者を中心としたお客様組織を運営。営業地域を限定しているからこそできる取り組みやサービスを行うことで地域社会に貢献しています。
▶︎シゴトバクラシバIWATE
https://www.shigotoba-iwate.com/kyujin/company/74006050001740