interview
2024/3/29 掲載
部活と仕事/04
「営業職の人は元運動部が多くて、事務系職種の人は元文化部が多いよね」それって、果たしてホント?そんな疑問から、部活動と仕事との関係性に着目したこのコーナー。今回は、岩手協和食品株式会社の浅沼奈都美さんにお話を伺いました!
今回の部活
駅伝・マラソン
浅沼さん、こんにちは!中学時代から駅伝の選手として活躍していたんですって?
中学の時は卓球部だったんですが、地区で駅伝大会があると足の速い人が駆り出されるじゃないですか。それで出場するようになったんですが、性に合ったんでしょうね。今も走ることだけは続けているんですよ。
20代の頃は相当ストイックだったとか。
駅伝やマラソン大会があると、地元のランナー仲間と一緒によく出場していたんです。当時はかなりのめり込んでいて、練習は毎日。平日は仕事が終わった後に走って、休日も休まず練習して、少しでもタイムを良くしようと必死でした。
マラソンのどんなところに惹かれたんでしょう?
練習を重ねれば重ねただけ、結果が確実に現れるから達成感があるんですよね。若い時はそれが面白くて夢中になったんですけど、子育て中は全然時間がなくて走ることから離れたんです。そのせいかな、考え方もだいぶ変わりましたね。
どんな変化があったんですか?
子育てが落ち着いてからまた走り出したんですけど、よく出場するのは駅伝やリレーマラソン。仲間とチームを作って、みんなで襷をつないでいくのがいいんですよね。応援し合ったり、励まし合いながら、気持ちを一つにして走るのが本当に楽しくて。
タイムは自分のためだけど、襷をつないだ先に仲間が待っていると思えば、仲間のために頑張れますから。
会社では品質検査室で細菌の検査を担当しているとか。
生産した製品から無作為にサンプルを取り出して、細菌検査を行っています。私たちの製品はお客様の口に直接入るものなので、それだけ責任は重大。生産工程の最後の「関所」として、食品の安全・安心を守ることを心がけていますね。
どんな人が品質検査に向いていますか?
対象は違っても、検査自体はやることが同じですから、根気強くコツコツやれる人に向いていると思います。そういう意味では、私の場合、走ることで鍛えた持久力や忍耐力が役立っているかもしれませんね。
あとは、どんなに苦しくても諦めない気持ち。長距離を走っていると、しんどくて「もうやめたい」と思う瞬間が何度もあります。でも、諦めずに乗り越えると違う風景が見えてくる。特にチームで走っていると、仲間がいることが励みになりますから、そこは仕事にも共通していると思います。
走ることからいろんな学びがあるんですね。最後に学生さんにアドバイスをお願いします!
社会に出ると新たに知り合う人が仕事関係に限られることが多いんです。でも、私のランナー仲間は仕事とも家庭とも関係のない人ばかり。社外にもいろんなつながりを持っておくと、自分の世界がもっと広がると思いますよ!
(取材時期:2023年11月)
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■岩手協和食品株式会社
北海道や関東を中心に事業を展開する協和食品グループの加工製造を担う会社として、1986年に設立。外食企業向けの食肉加工をメインに、スーパーなどの量販店向けの食肉加工などを手がけ、付加価値の高い商品を幅広く提供。国際認証規格Safe Quality Food(SQF)を取得し、食の安全性や品質の向上にも取り組んでいます。
▶︎シゴトバクラシバIWATE
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